リーパーの基本その2:サブクラス選択

戦術

本項の内容は、ver0.9.11を基準としています。

ダイヤランク以上が安定するプレイスタイルを想定しています。

リーパーのサブクラス解説

サブクラスの選択はラウンド8で発生します。ラウンド7までに手に入れたアイテムに応じて、相性のよいサブクラスを選択しましょう。

以下では、各サブクラスの簡単な紹介と、相性のよいメイン武器を紹介します。出品されるアイテムを見ながら、ラウンド8に向けて準備を進めましょう。

サブクラス1:夜闇のヘアコーム(ヴァンパイア)

夜闇のヘアコームは、吸血アイテムを置くことで♦が点灯し、点灯した♦の数が増えるほど★に置いた武器の体力を奪う量が増えるアイテムです。最大でダメージの85%の体力を奪うことができます。体力回復量が25%増える効果もあるため、耐久型のビルドを目指すサブクラスです。

★に置く武器は、クールダウンが短く、スケーリング(成長)できる近接武器が望ましいです。遠距離武器を避ける理由は、プラス効果のひとつである吸血は、近接武器のダメージにしか適用されないためです(★や♦の効果は遠距離武器にも適用されるので、使えないわけではありません)。

♦を点灯できるアイテムは限られており、合成アイテムを除くと、飢えたる剣、血の大鎌、血のアミュレットの3種類のみです。武器以外では血のアミュレットしかありませんが、血のアミュレットがあればヘルスポーションを吸血のポーションに合成できるので、うまく利用するとよいでしょう。

<夜闇のヘアコームを選ぶときのメイン武器>

アイテム        説明
飢えたる剣
吸血でスケーリングする相性がよい武器。
スケーリングについてはブラッドソーンに敵わないので、イバラのムチを買えたら合成してブラッドソーンを作りたい。
ブラッドソーン
吸血でスケーリングする相性がよい武器。
リジェネを確保する方法がないとスケーリングが止まってしまうので、癒しのハーブ、恋人のカード、ハートの容器、ヴォルパーティンガーなどを優先して買いたい。
サブ武器として、ルビーの火トカゲかアイスドラゴンを採用したいので、カードデッキはぜひ欲しい。スペードのエースの確定クリティカル効果とも相性がよい。吸血の獲得量を2倍にする血の大鎌もサブ武器として優秀。
魔法のたいまつ
クールダウンが1.4秒で武器の中ではかなり短い部類に入る。スケーリングできる点もよい。
サブ武器は、吸血を獲得することでスケーリングする飢えたる剣か、マナを獲得できるマナ喰らいの剣がとくに相性がよい。ノコ刃の剣、ライトセイバー、優美なるレイピアも悪くない。
夜闇のヘアコームの★の位置と魔法のたいまつの★の位置の相性がよいので、武器3つの形を目指したい。
オススメの武器は、2つ目のマナ喰らいの剣、アタッククロー、優美なるレイピア、血の大鎌。マナ喰らいの剣を2つにした場合は、3つの武器で★を3つ、♦を2つ点灯させつつ、キング・スラバートの片側3マスにぴったり合う無駄のない形になる。
なお、近接武器を増やすほど盾に弱くなるので、スタミナ管理は要注意。
優美なるレイピア
クールダウンが1.4秒で、魔法のたいまつと同じく武器の中ではかなり短い部類に入る。
ミスが多く手数で勝負する武器なので、ウエストポーチや迅速のグローブなどで加速できないとダメージを出しにくい。
サブ武器としては、2つ目の優美なるレイピア、ルビーの火トカゲ、アイスドラゴンがよい。スペードのエースの幸運獲得と確定クリティカルの効果と相性がよいこともあり、カードデッキは買っておきたい。
癒さずの杖
効果時間中は自分の体力回復と同じ量のダメージを相手に与えるため、夜闇のヘアコームの体力回復効果によってダメージが一気に加速する武器。
ただし、合成素材の悪鬼のフラスコがレア度:ゴッドで入手しにくいことから、合成自体の難易度が高い。また、効果発動に必要なマナ消費量が6と高いことと、回復阻害のアイテムに極端に弱いことも気になる。
サブ武器は、飢えたる剣かマナ喰らいの剣。
マナを獲得するために、マナオーブやブルーベリーが複数欲しい。

サブクラス2:呪われしダガー(ヘキサブレード)

呪われしダガーは、ヒットする度にマイナス効果を付与するアイテムです。相手の持つマイナス効果が増えるほど、呪われしダガーと★のついたアイテムの命中率とクリティカル率が上昇します。耐久型ビルドにも速攻型ビルドにもできるサブクラスです。

基本的にはマイナス効果を大量に付与してクリティカルダメージで相手を倒すアイテムなので、ダークセイバーと相性がよいです。ダガーのため、ハンマーダガーのビルドにも組み込めます。

<呪われしダガーを選ぶときのメイン武器>

武器         説明
ダークセイバー
相手のマイナス効果が増えるほどダメージが増え、呪われしダガーによってクリティカルも出るようになるので、自然と大ダメージを出せる武器。
ただし、ラウンド8の時点でダークセイバーが完成することはまずないので、死神の鎌またはシャベル+ホウキの構えで完成までしのぐことになる。死神の鎌は毒、シャベル+ホウキは目くらましを多く付与するという違いがある。
シャベル+ホウキで進行したときはマイナス効果の付与が遅いため、ダークセイバーのダメージが増えるまで時間がかかる。
ブルーベリーやマナオーブを買っておき、ダークセイバーで目くらましを付与できるようにしておきたい。
死神の鎌
★つきのアイテムの毒を付与する量が2倍になるため、呪われしダガーによる命中率とクリティカル率の上昇が早くなる武器。
疫毒のフラスコ、ベニテングダケ、革の鎧、硬肌のポーション、勇気の盾を集めつつ、ダークセイバーの完成を目指す。ダークセイバーが完成しても死神の鎌は売らないように。
ダークセイバーが完成しないと、10勝は難しい。
シャベル
ダークセイバーが完成するまでのつなぎのメイン武器。シャベルはひとつかみの砂を掘り出すことがあるので、有効活用したい。
サブ武器にはホウキを買い、目くらましで相手の攻撃を避けつつ毒を付与して戦う。ダークセイバーに切り替えることが前提であり、もし切り替えられなかった場合は10勝はまずできない。ダークセイバーが完成したら、シャベルもホウキも売る。
毒を付与する量を増やすだけでなく、ダークセイバーのダメージを上げる意味でも、ポイズン・スラバートを作りたい。
ハンマー
全クラスの中でリーパーのみダガーを確定で入手できるため、ハンマーダガーが安定しやすい。また、ルビーの火トカゲにもスタン効果があるため、ヒートを確保できれば猛烈な勢いでダガーが飛んでいく。
サブ武器は、ポイズンダガー×2、ルビーの火トカゲを基本として組み立てる。可能であれば、ルビーの火トカゲは2つ作る。
ルビーの火トカゲを合成するために、カードデッキを買っておくこと。ルビーの火トカゲのスタン効果を発動するにはヒートが12必要なので、燃える石炭や炎トカゲのホロカードも積極的に集めたい。

サブクラス3:大ナベ(アルケミスト)

大ナベは、素材なしでポーションを合成できる効果を持ち、食べ物またはポーションで★を点灯させるとクールダウンが減少するポーションと相性のよいアイテムです。ランダムではあるものの、体力回復、マナ獲得、ヒート獲得のいずれも効果量は多めに設定されています。採用するメイン武器によって、速攻型にも耐久型にもできるサブクラスです。

素材無しで超硬肌のポーションを合成できるため、魔神のランプ発動の適性が高いという特長があります。

魔神のランプを発動させるためのパーツは、下記のとおりです。ゲームカードによるプラス効果の獲得が必要なので、魔神のランプを採用する場合はカードデッキを買いましょう。

  • 幸運:ブルーベリー、カードデッキ、スペードのエース
  • トゲ:硬肌のポーション(超硬肌のポーションに合成)
  • マナ:ヘルスポーション+ブルーベリー(マナポーション>ハイマナポーションに合成)、マナオーブ、ダーク・ロータス
  • ランダムなプラス効果:聖なるポーション(神聖なるポーションに合成)、リバース!、ジョーカー

<大ナベを選ぶときのメイン武器>

武器         説明
魔法の杖
魔神のランプとスケーリング(成長)能力により、大ダメージを与えられる武器。
ウエストポーチや迅速のグローブで加速させる。
魔神のランプのパーツを集めなければならないので、サブ武器を持つ余裕はない。合成して毒蛇の杖か癒さずの杖を作ることを目指す。
毒蛇の杖
魔神のランプでダメージが増えると、付与する毒の量も増える武器。魔神のランプ発動後は、1.8秒毎に最低でも毒を8付与するようになり、スケーリングによって付与する量がさらに増えていく。
ウエストポーチや迅速のグローブで加速させる。
魔神のランプのパーツを集めなければならないので、サブ武器を持つ余裕はない。
癒さずの杖
大ナベがマナを6獲得するため、癒さずの杖の消費量と同じで発動しやすい。また、大ナベの回復効果もうまくかみ合っている。
大ナベは魔法の杖でも戦えるため、悪鬼のフラスコを買うまでの時間も戦いやすい点もよい。
サブ武器は飢えたる剣。
癒さずの杖のダメージ源はヘルスポーションなので、見逃さないように。
ダンシング・ドラゴン
魔神のランプが発動すると、あまりにも大きすぎるグレートソード並のダメージになる武器。大ナベの魔法属性とヒートを獲得する効果も活かせる。
ウエストポーチや迅速のグローブで加速させるが、スタミナ消費が大きいので注意。
魔神のランプのパーツを集めなければならないので、サブ武器を持つ余裕はない。余裕があれば、ルビーの火トカゲでさらに強くできる。

サブクラス4:Mr.ストラグルズ(ウィッチ)

Mr.ストラグルズは、体力が50%以下になると★つきのアイテムの発動速度を大幅に上げるアイテムです。特殊出現アイテムのぬいぐるみも出品されるようになります。また、マイナス効果を受けたときに一定確率で同じマイナス効果を相手にも付与できるほか、一定時間毎に疲労ダメージを与える効果もあります。耐久型ビルドにも速攻型ビルドにもできるサブクラスです。

ぬいぐるみの1つであるミス・フォーチュンが「幸運を消費して自分が一番多く持っているプラス効果をさらに増やす」という効果なので、特定のプラス効果でスケーリング(成長)する武器と相性がよいです。幸運を獲得する方法を用意しつつ、狙ったプラス効果を一番多い状態にしなければならないので、ビルドが難しくなる場合もあります。

すべてのぬいぐるみが暗黒属性を持っているため、堕落の鎧と相性がよいです。ただし、自発的にマイナス効果を付与できないので、堕落の鎧に頼りすぎるとマイナス効果を付与してこない相手には途端に弱くなる点に注意しましょう。

<Mr.ストラグルズを選ぶときのメイン武器>

武器         説明
ブラッドソーン
ミス・フォーチュンでリジェネ、吸血、トゲのいずれかを獲得することでスケーリングできる武器。自然と吸血が一番多いプラス効果になるため、ミス・フォーチュンに悩まされることも少ない。
サブ武器は持たず、ブラッドソーンを強くするか、耐久力が増えるアイテムを集める。武器以外のアイテムでは、カードデッキがオススメ。リジェネを獲得できる恋人のカードと、幸運を獲得できるスペードのエースの2つが買えるようになる。
あまりにも大きすぎる
グレートソード
ミス・フォーチュンによって早い段階で強化を5以上の状態にできれば、一気に大きなダメージを出せる武器。
カードデッキ、愚者のカード、スペードのエース、フルート、ヒーローポーション、革のブーツ、魔神のランプ、ヴォルパーティンガーなどで、幸運と強化をうまく調整する必要があり、ビルドとしての難易度はかなり高め。

サブクラス5:ヘビ(ヴェノムマンサー)

ヘビは、毒で戦うことに特化したアイテムです。ペットで★を点灯することで幸運と体力の最大値も獲得でき、幸運が増えるほど毒の除去の妨害もできます。ダメージ源がほぼ毒だけになるため、耐久型のビルドを目指すサブクラスです。

ヘビの性質上、毒に特化することを求められるので、毒で戦える武器を選ぶ必要があります。現実的な選択肢としては、現状のところ使えるメイン武器は死神の鎌しかありません。

毒を付与でき、ペットでもあるポイズン・スラバートと相性が非常によいため、ヘビを目指す場合は積極的に作りましょう。

<ヘビを選ぶときのメイン武器>

武器         説明
死神の鎌
ヘビが付与する毒を2倍にできる武器。セットで使うポイズン・スラバートの毒も2倍にできるので、付与する毒の量が大幅に増える。
サブ武器は、ポイズンダガー、2つ目の死神の鎌、パンダモニウム。
毒の獲得ばかりにコストをかけてしまうと、ダメージが出る前に体力が尽きてしまう。勇気の盾や吸血鬼のアーマー、不屈のヘルム、輝ける王冠など、耐久力を向上させるアイテムも買うこと。

サブクラス選択時の判断基準

基本的には、ラウンド1で選んだ武器がサブクラス選択の大きな判断要素になります。ラウンド1で選んだ武器を主軸にして進めつつ、メイン武器(またはその素材)が出品されたら切り替えるという流れで進めましょう。各武器の進行は下記のとおりです。

ラウンド1でホウキを選んだとき

基本路線は呪われしダガーです。できれば1つ目のホウキは合成してシャベルにしつつ、2つ目のホウキを買いたいところです。シャベル+シャベルの形にもできますが、シャベル+ホウキの形のほうが、マナオーブが出品されたときにサブクラスを変えられるメリットがあります。

呪われしダガーを目指す場合は、ベニテングダケ×2とスラバートを合成してポイズン・スラバートを作ります。ポイズン・スラバートを作る前なら別のサブクラスへの移行も可能なので、呪われしダガーに決め打ちせずに広く選択肢を持つことも可能です。ポイズン・スラバートを作った後は呪われしダガーで確定です。

ラウンド1でフライパンを選んだとき

フライパンで選べるサブクラスはないため、サブクラス選択が難しい武器です。ラウンド2であればホウキを買って、シャベルに合成しても構いません。メインになる武器か、その素材を引くまで判断を保留して進行します。

飢えたる剣、トゲのムチ、ハンマー、死神の鎌、優美なるレイピア、ライトセイバー、あまりにも大きすぎるグレートソードのいずれかが出品されたら判断しましょう。ライトセイバーとあまりにも大きすぎるグレートソードについては、関連アイテムも持っていないと大敗につながる可能性が大きいため、他のアイテムの状況によっては見送る場合もあります。

ラウンド1でハンマーを選んだとき

呪われしダガーで確定です。バナナ、ブタちゃん貯金箱、カードデッキ、ダガー、疫毒のフラスコを買いつつラウンド8に向かいます。ブタちゃん貯金箱は、買ったらすぐに割ってください。ゴールドの有利を活かして強気に進行しましょう。

ラウンド1でスピアを選んだとき

フライパンと同じく、選べるサブクラスがありません。メイン武器かその素材を引くまで判断は保留し、フライパンと同じ基準で判断してください。

ラウンド1で木の剣を選んだとき

基本路線は、夜闇のヘアコームです。石炭のかたまりを買い、合成してたいまつを作りましょう。ブルーベリーとヘルスポーションを買えたら、魔法のたいまつが作れるので夜闇のヘアコームで確定です。魔法のたいまつを作る前であれば、別のサブクラスに移行しても構いません。

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